こんばんは。ビットスターです。
先週優良なHYIP案件の一例として紹介したTEA-HOUSEというHYIPがあります(注意:このHYIPは現在支払いを停止しています。投資はお控えください)。
この時に私は優良案件ではあるものの以下のように書いていました。
「残念ながら私が見つけたときは、すでに60日以上経過しており、さらに太っ腹な投資案件を追加してきているので、危険な状態になってしまっていると判断され今からの出資はおすすめではありません」(3月26日のブログ記事より)
そしてこのHYIPは3月29日に配当支払いを停止してしまいました。なかには能天気に3月30日を過ぎてもなお優良案件として紹介しているブログもありますが、「本当に自分で運用しているのかな」と疑ってしまいますね。
このHYIPが飛んだ理由が非常にわかりやすかったので、ご紹介したいと思います。勿論他のHYIPでも破綻するタイミングを計るのに役立つ内容だと思いますよ。
このHYIPは運営開始から80日継続した3月13日に、20日満期で2000%になるという新プランを出してきました。20日満期で20倍ですよ!すごい利回りです。
もし運営立ち上げすぐにこのプランを出していたら、誰も信じないでしょう。「怪しいHYIPサイト」というレッテルを貼られてしまうだけです。
ところが、80日間安定して運用していており、それまでに利益を上げていた投資家たちの中には、この案件はさすがにあり得ないと思いつつも、「これまで儲けさせてもらったから、まあ夢を見てみるか」というぐらいの感じでこの投資案件に投資をした人がいます。
それもその方のブログを読む限り、しっかりと運用されているようにみえる方です。
私は、このHYIPは3月30日前後に破綻する可能性が非常に高いと思いました。そして事実3月29日に出勤停止しました。確かに結果論ではあるのですが、その破綻理由はこの記事をお読みの賢明な皆さんはお分かりだと思います。
3月13日に20日で20倍になるという新プランが出たのですから、すぐに出資した人でも満期を迎える20日後は4月2日になります。
このHYIPは3月末に飛ぶつもりで、最後のかき入れキャンペーンを打って出たにすぎない訳ですね。
それまでにこのHYIPに投資をして儲けている方がその利益でチャレンジしてみる分にはまだ良いと思います。問題はこのキャンペーンから新たに乗ってしまった人です。残念ながら情報リテラシーが低すぎます。
HYIPにおいて「長期間安定して運用している」という実績は何の保証にもなりません。むしろ寿命が短いHYIPぐらいに捉えておくべきです。そして長期運用実績を誇って誇大なキャンペーンを実施してきたらそれは極めて危険なシグナルです。
本当に長続きするHYIPはそのようなキャンペーンを張らず、じっくりと着実にそして地味に運用を継続しているものだと思います。
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