2014/2/4 株式運用記録


仕掛け銘柄数 手仕舞い銘柄数 当日損益 当日末口座残高*
16 3 -75,346 5,411,002
保有中銘柄数 保有玉総額 当日含み損益 本年トータル収支
22 10,065,900 -744,341 -745,750
*手数料、税金の計算更新タイミングの都合で計算上ずれが生じることがあります
本日の手仕舞い銘柄一覧

手仕舞い銘柄一覧 コード 取引数 手仕舞価格 損益
科研製薬(株) [東]4521 1,000株 1,561円 -193,309
(株)アドウェイズ [東]2489 300株 1,903円 59,981
(株)グリムス [東]3150 500株 1,311円 57,982
今日の仕掛けは、裁量1銘柄、ボラタン5銘柄、キュルLB10銘柄でした。

朝一はすさまじい特売りでした。今日のシストレ仕掛けは全部で15銘柄ですが、すべての銘柄が始値で約定してしまいました。すなわちシグナル指値よりも相当に低いところでの約定ばかりです。

マザーズは一時-100ポイントを超え、まさに底なし沼という感じでしたが、その後は少し盛り返す場面も見られました。その短い隙に付け込みボラタンで昨日仕込んだグリムスと、同じくボラタンで今日仕込んだアドウェイズが利益確定となり、一矢を報いました。

しかしその利益を吹っ飛ばしたのが、裁量の科研製薬です。私は裁量取引(デイトレは封印中)を否定しませんし、やめるつもりもありませんが、今回の仕掛けは大きな二つの過ちを犯していました。

一つ目は、そのサイズです。この銘柄は最小単位が1000株なので、現時点でも最低150万円以上のサイズになってしまいます。幾ら自信があっても今回のように全体が下落してしまえば巻き込まれて暴落する事もあるわけで、取引のサイズは他としっかりと歩調を合わせる必要があります。それができないなら裁量で取引する資格はないですね。今回は「単位が大きいけどまあ良いか」という何とも情けない軽さで仕掛けてこの大怪我ですから、本当に情けない限りです。

もう一つは上述のモノよりはマシですが、この銘柄は最近話題になったSTAP関連銘柄といわれるものです。上昇相場ならそのまま流れができて、上昇していったかもしれませんが、それでもリスクは高いです。というのは、「大手新聞や週刊誌に記載されたら売り(もう旬は過ぎている)」が定石です。

これは金融商品のあらゆるものに適用される事で、たとえばある雑誌が「今○○国債が熱い」なんて記事を書いていたらその国債はこれから下がっていくのです。「今はこれが人気!」とか「これからはこれを買え!」なんていう見出しが載っているものは必ずといって良いほど逆の動きをします。

なぜなら90%の人が損をするのが投資の世界です。残りの10%の儲けている人は、そのような雑誌に乗る前にこの情報をつかんで仕込んでいる人なのです。そして(雑誌情報などを鵜呑みにして買う人の損)=(事前に仕込んでいた人の儲け)になるという訳です。

情報の鮮度は、大まかに言うと、当事者⇒その業界(口コミ)⇒有料情報⇒専門紙⇒大手情報誌(新聞)の順に落ちていきます。儲けることができるのは、せいぜい有料情報の段階で仕入れることができる人だと思います。私がマエストロの会員になっているのはこの辺に理由があります。

去年私がビリングシステム(3623)で株価7倍を達成できたのは、まだほとんどの人がZnapを知らなかった時に、たまたま愛読しているブログがその情報を出しているのを見つけたからです。

今回で言うと、STAP細胞のニュースがYahooのトップニュースに既になっていました。実はマエストロでもこの関連情報はありましたが、今回はその時間がほとんど同時であったのです(もちろん相場環境が悪かったのもあります)j。これでは情報の鮮度は相当に落ちてしまっていると言わざるを得ないという事だと思います。

鮮度の良い情報は簡単には手に入りません。それは当り前のことで、みんなが知ってしまえば、それはもう新鮮ではなくなるのですから。こればっかりは自分で動いて仕入れてくるしかないと思います。

本日はずいぶんと長文になってしまいました。最後までお読みいただきありがとうございました。

 


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