ボトレのカスタマイズ履歴

今回はボトレの開発とメンテナンスの履歴をご紹介したいと思います。

私は開発をはじめ、途中のメンテナンスもすべてエクセルに記録していますので、それを見ながら振り返ってみたいと思います。

ボトレの開発に着手したのは昨年6月末のことで、開発コンセプトは「高勝率のシステムを作りたい」というこの1点です。当時(現在もですが)高勝率で利益を上げ続けておられるhamさんに憧れて、勝率80%を目標に開発する事にしました。

システムの根幹となっている条件は、テクニカル辞典を見ている時に思いつきました。

手仕舞いは、「一瞬の反発を逃さず、あまり欲をかかずにさっさと利益を確定してしまう」という現在私の逆張りシステムのほとんどに採用されている思想をこのシステムにも取り入れています。

開発はまずまず順調に進み、高勝率のものが出来たのですが、最適分散後の資金挙動を確認すると暴落時に負けていることが多い事に気が付きました。

この暴落時の損失を軽減するためにかなり厳しい相場判定を入れたのですが、その結果、取引回数が15年間でたったの448回というシステムになってしまいました。

この時考えたのは、暴落時のみ発動のボラタン系を除くと高勝率のシステムを運用した経験がなく自信が持てなかったので、取引回数は少なくても当初の目的である高勝率をまずは実現してみようと思い、取引回数が非常に少ない初版ボトレとしてまずテスト運用する事にしました。その結果2014年は相場がマッチしたのか、取引回数は32回と思っていたよりも多く、肝心の勝率も当初の目論見通り81%という高勝率でトレードをすることができました。

しかし2105年になって1月は取引なし、2月はトレード回数2回と、やはりトレード回数の少なさが物足りなく感じてきました。暴落時に高勝率のシステムを作ることは難しくないのですが、hamさんを見ると通常時も変わらず涼しげに高勝率で利益を上げ続けており、それが「本当か?」というやっかみのコメントをもらう程なのですが、私はこの点に悔しさを感じ、何とかしたいと考えました。

ですが、この時点でもまだ暴落判定を入れるという発想に至らず、次のように考えました。

「暴落時は、他の逆張りシステムがたくさん稼いでくれるから、このシステムは負けてもいいや。それより暴落時以外の逆張りは取引回数がどれも少ないし、勝率もここまで高くできるものがないから、ボトレは通常時に高勝率のシステムとして使おう」

そして2015年3月に条件を緩めるカスタマイズを行い、暴落時はやられる可能性が高いという事を理解したうえで、取引回数を増やしてもバックテストで勝率80%を確保しているシステムとしました。

初版は、暴落時ですらあまりシグナルが出ないようにするという、一方的に締め付ける条件だったので、条件を緩めても勝率はほとんど落ちる事なくカスタマイズする事が出来、これを第2版ボトレとして運用する事にしました。

ここで重要なことは「暴落時はあきらめる」と腹をくくっていたことです。このように考えておくことで、そのシステムを使う時に不安になることが少なくなります。

その結果、今年の7月にプチ暴落というものがありましたが、この時も迷わずシグナルに従って取引することが出来、ここでは大きく利益を上げる事ができました。

しかし翌8月の上海ショックの本格暴落の時は、想定通りやられてしまい、7月の利益を吐き出す結果となりました。

それでもこの時は、ボラタンやSDR_X、オシRRといった他の逆張りシステムが軒並み大活躍し、想定通りに「トータルで利益を上げる」事に成功していたので、全体としては満足していました。

8月の月末に成績を集計している時にやっと気が付くという間抜けぶりなのですが、暴落時に大型株専門の逆張りシステムOHBOがまったくトレードしていなかった事に気が付きました。

この原因を調べた時までOHBOに暴落判定を入れていたことを忘れていました(ホント間抜けですね)。OHBOは先日書いたように、投資家心理を考えて作ったのではなく、「大型株は統計学的な動きに従いやすいだろう」というコンセプトで作っている逆張りだったので、暴落という統計学的な常識が全く通用しないときは取引しないという考えがすんなり頭に浮かんで、開発の初期段階から暴落判定を搭載していました。

「なんだ、これをボトレにも搭載すれば良いだけではないか!」とやっと気が付き、暴落判定を加えて出来たのが今回販売システムとしたボトレです。いうならば第3版を今回販売させていただいたことになります。

今回ボトレをお買い上げいただきました皆様には、このような変遷を経て出来上がっているシステムであるということをご理解いただいた方が、運用するにしてもカスタマイズするにしても参考になると思い書かせていただきました。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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