こんばんは。スナオカです。
このブログは資産形成のために必要なマインドセットを中心にして書いています。
このブログを訪問してくださった方は資産運用、もしくは資産構築になんらかの興味があって見に来てくださっていると思います。
投資、資産運用をやる意識の高い素晴らしい方だと思います。
そのような皆さんに聞いてみたいです。皆さんが現在何歳なのか分かりませんが、将来年金はいくらぐらいもらえると思っていますか?
昔私は何人かの同僚に聞いてみたことがあります。そうすると大体こんな答えでした。
「金額は少なくなるだろうし、もらえる時期も遅くなりそうで嫌ですね。まあ貯蓄と併せて何とか食べていけるぐらいは貰えると良いんだけど」
この人が60歳を超えていれば、まあ、良い様に思います。
私は40代ですが、私の考えはこうです。
「1円たりとももらえない。医療費を含めすべての支出を貯蓄とその時生み出す収益で賄う必要がある」
そんな大げさな、と思われたでしょうか。私は結構真面目にこう考えています。
このように同僚に言うと「まあ、そうなるかもしれないよね」と他人事のような答えがかえってきます。
私は自分が老人になる30年後、いまの下流老人といった現在の社会問題のレベルを遥かに凌駕した時代になると思っています。スーパー高齢化社会、もう若者は老人を支えられない、そしていつしか「支える必要はない。仕方がない」という世論になり、それで食べていけず死んでしまう老人は仕方がないという風潮が生まれると思っています。
まあ、さすがに餓死とはいかず、共同老人ホームのような施設で現在の刑務所で出てくるような食事ぐらいを食うだけの生活を余儀なくされる老人が大量に出てくるという感じです。
そして一部の富裕層だけが、まともな老後生活を送ることが出来る訳です。
私はこのぐらいの覚悟と恐怖をもって今の投資活動に取り組んでいます。それでも今も楽しみながらではありますが。
アリとキリギリスの童話で、日本人はアリであることが美徳とされて教育を受けてきました。しかしこのままではアリは冬に食べ物がない状態にあるのはキリギリスと同じなのです。
これから生き残れるのはキリギリスのように遊びながらも、投資、資産構築もしっかり行い、将来の蓄えをもったキリギリスだと思います。
「そこまで悲観的にならなくても」と思われるかも知れません。結果的に今よりは少なくても年金が貰えるかもしれません。それならそれで別に良いです、さらに豊かな老後を送ることが出来るだけですから。だから悲観的に考えておくことにリスクはない訳です。
将来を悲観に考えすぎて現在を節約オンリーの楽しくない生活をするのはダメだと思っていますが、給与以外で稼いだお金をそれなりに楽しく使い、それなりに貯めていく生活を目指して私はこれからも精力的に資産形成活動に邁進したいと思っています。