2014年のシステムトレード成績のまとめ

本記事では、2014年の収支を振り返ってみたいと思います。

まず全体の成績は以下の通りです。

2013年末資金 2014年末資金 収支(税後) 利益率(%)
6,155,610 6,826,089 670,479 10.9%
全体取引で、452勝401敗となり勝率は53.0%でした。税引き後で利益10%を確保できたことは非常によかったと思います。

ここでもう一度日々の資金の推移を以下に示します。

日々の推移(2014年12月)

今年は1月から5月まで5カ月連続でマイナスとなり、非常につらい状況になりました。5ヶ月でのマイナスが150万円にもなり、今年中の取り返しは不可能と半ばあきらめていました。

何より資金が元本である400万を下回ったらいったん運用を停止して戦略の再構築をはかり、それからロットサイズをぐっと落として再スタートするつもりでしたが、5月終盤からの全体地合いの上昇まで何とか耐えしのげたことで、ロットサイズをそのままにこの上昇を捉える事が出来たのが大きかったです。

それを踏まえて2014年の良かった点は、

・1~5月の時期を自棄にならずに耐え抜く事が出来た。

・このブログを1年継続する事が出来た。

という2点を挙げたいと思います。ブログを継続する事が出来たおかげで、他のブログを公開しているシステムトレーダーの方と意見交換したり、大いに学ぶ事が出来たりして、自分の成長に大きなプラスになったと思います。本当に感謝ですね。

さて戦略別の成績を、成績の良いものから順に並べてみました。
戦略名 収支(税前) 備考
CHAS 589,940
キャンドルSF 577,758
トラウ改 307,006
キュルZU 297,156
ボトレ 194,378
オシRR -8,446
ボラタン系 -63,789
裁量 -117,246 デイトレを含む
スイングキュルLB -120,411
ゲラフォーS -126,790
ヒノボラ改 -320,886 ヒノカグを含む
利極改 -508,514
順張りが上位に並んでいます。利極改は、順張りがきつい時期に運用していたとはいえ、残念な結果となりました。なお利極Rは順張りと逆張りの両方を用いた合成戦略ですが、順張り側はちょっとカーブフィッティングの危険が大きいと見ています。ちなみに逆張りは私の逆張り戦略のなかの本年度収支1位であるトラウ改の元戦略です。

キャンドルSFとボラタン系は年初の旧版の成績が悪かった事を考えると実際には現在もっと良い成績を残してくれています。逆張りではボラタン系の今後の活躍には期待しています。

なおトータルの数値が上記年間収支(証券会社の口座残高からの計算値)と結構ずれているのは、3つの理由が考えられます。

・配当がここには含まれていない。

・逆日歩がここには含まれていない(ほとんど買いなので、有利になる)。

・エクセル表での成績表は、売買金額と日付のみ入力し、手数料と金利を自動計算しており、その数値前提は実際取引よりわずかに厳しめにしている。

さてここまで今年の振り返りをしてきました。次の記事では、2015年の目標と計画を書いてみようと思います。参考になる部分があれば嬉しいですね。

それでは皆様良いお年をお迎えください。

いつもご覧いただきありがとうございます。
このサイトが役立ったと思ったら、押してくださるとうれしいですm(_ _)m
 にほんブログ村 株ブログへ ブログランキング




コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください