システムトレードに必要なもの第2弾として、今回は必要な資金について書きたいと思います。以前「250万円で株式運用を始めるとしたら 」と言う記事も書いていますので、こちらも参考になればと思います。
株式のシステムトレードをする場合、資金は多ければ多いほど有利である事はほぼ間違いないです。
但し注意すべき事はたくさんあります。これは後ほどの応用編に書きたいと思います。
まずは、多ければ多いほどいいけど、逆に最低幾らぐらいは用意した方が良いのか、という点で私の考えを書きたいと思います。
必要資金はずばり200万円以上と考えています。それ以下ではちょっと厳しいと言わざるを得ないです。
この中には、イザナミと2つ程度の販売戦略の購入代金も込みで、考えています。
まずはイザナミや販売戦略などの購入代金で50万円ほどかかると想定し、残りが150万円となります。それを50万円ずつ3つに分けてシステムを回していく資金にすると良いと思います。
但し、最初は損する可能性が非常に高いので、2つのシステムを50万円ずつで運用し残りの50万円は予備資金として残しておく方が良いと思います。
「最初は損するの?」と思われたと思いますが、相当周到な準備をして始めないと損する可能性が非常に高いと思います。株式のトレードは90%の人が途中で資金がなくなるか、嫌になって退場してしまう世界と言われています(その時その時で勝っている人はもっと多いと思うのですが)。
さまざまな本を読み、周りのブログでノウハウを書いておられる方の内容を参考にして、最初はリアルマネーを使わずデモトレードで検証して運用できる事を確認してから始めると最初からでも上手く運用できる可能性は高いと思います。
ですが、そこまで出来るでしょうか?私はそんな忍耐力がなく、最初はリアルマネーで実際にトレードして実際に負けた時にかかるストレスとか、システムの陳腐化というものがどういうものかを肌で経験しないとなかなか勉強できない人間です。
そして準備をしっかりして最初からうまく資金が増えると、リスクヘッジなどがかなりの確率で緩くなってしまうと思います。人とは過ちを犯さないとなかなか改善出来ないものだと思います。
私個人の見解ですが、最初は致命傷にならない失敗をして、相場の恐ろしさや理不尽さなどを実弾で学んで、そこから改善出来た人間がもっとも強くなると思っています。
勿論、その状態で投げださない決意と、やり直せる資金がないとダメだと思いますが、そのためにも予備資金がある方が良いと思います。
そして言うまでもなく最初に資金は余剰資金で行うべきだと思います。
ちなみに1つのシステムを運用するのに最低でも30万円は必要だと思います。そして最初は損する事を見越して50万円としています。よって40万円で2システム、予備20万円と言う事で、準備資金を除く初期の運用資金は100万円でも何とかなるとは思います。
ただ私は余裕がないと厳しいという考えが常にあるので150万円を推奨しています。ご参考になればと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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