新年あけましておめでとうございます。本年も当ブログをよろしくお願いいたします。Sandです。アベノミクスに始まり、アベノミクスで終わった2013年は大きく株価が上昇し、株式取引で資産運用してみようという人はどんどん多くなっているように思います。
もしこのページにたどり着いた方で、「今年から株式で資産運用してみよう」という思いのある方に是非参考にして頂きたいと思い、今年最初の記事を書いてみようと思います。
株式で資産運用というからには
株式取引で行うのは「資産運用」であって「ギャンブル」であってはなりません。何を当たり前のことを言っているのかとお叱りを頂きそうですが、実際に取引している人の多くがギャンブルをしてしまっているのが現状なのです。私の過去の記事「投資とギャンブルの違い」を是非読んでいただきたいと思います。いかがでしょうか?期待値プラスの戦略が思いつきますか?初心者の人には当然無理な話だと思います。
一つ確実に言えることは、何も考えずに「とりあえず始めてみよう」では、100%ギャンブルになってしまいます。しっかりと準備してからでないと資産運用が出来ないのは当然なのですが、この「しっかり準備する」というのが実際には難しいという事も私自身の経験からもよく分かります。
本来はしっかりと準備して始める事を推奨いたしますが、「まずは触れてみないと感覚も分からない」というのは実情として無視できません。そのような方はたとえ捨てても構わないという覚悟をもって、50万円程度(勿論許容範囲は個人差があります)でしばらく取引をしてみる事をお勧めします。ちゃんと準備しますよ、という人は、次の見出しまで読み飛ばしていただければと思います。
1月以降、アベノミクス第2弾が始まる可能性が高いので、案外うまく資産が増えるかもしれません。それならそれで当面は良いと思います。初期投資から絶対に追加をしない(これは極めて重要)で、痛い目に合うまで突き進むのが良いと思います。
断言しても良いですが、100%いつか痛い目にあいます。なぜなら資産運用には基本的にゴールがないからです。「1億円貯まったらやめよう」と思っていても、(可能性は非常に低いですが)1億円が現実にたまったら「もっと増やせる」と自信にあふれる事でしょうから、その時点で止めることなど不可能ではないかと思います。
痛い目にあったら、再びこのページに来てもう一度勉強してくださればよいと思います。もし始めてしばらく好調だったけど、それは運とか地合いによる恩恵だと思える(素晴らしい素養があると思える)人は、その時点で勉強を始めれば、きっと「ギャンブル」から「資産運用」に変わると思います。
資産運用の準備
このサイトをご覧になっているという事は、勉強し準備をする気がある人だと思います。株式取引で資産運用を始めるに当たり必要なものは以下のものがあると思います。1.資金
2.株式証券口座
3.システム
資金に関しては、私の過去の記事「シストレに必要な準備資金」を読んでいただければわかりますが、200万円は欲しいところです。
証券口座は、取引手数料の安いところを選ぶべきです。このサイト等が参考になると思います。
ポイントは、取引は手数料の安いところでやり、情報ツールなどに不満があれば別の証券口座を開けば良いという点です。このご時世、口座維持に費用が掛かるという事はないので、何の取引をしなくても口座を開いておけば、その証券会社のサービスは利用できます。
さて、問題は「3.」のシステムとなります。1日30分~1時間は取引の為に費やせるという人は、是非短期のシステムトレードをお勧めします。
ここでお伝えしたい大事なことは、保有期間が長い戦略ほど勝率が下がりやすいという点です。なぜなら、保有期間を長く持つとさまざまな要素で株価が乱高下するためです。テクニカル指標だけでなくファンダメンタルや相場全体のトレンドにも影響を受けます。数銘柄を長期で保有しておけば、日ごろする事はなく楽チンですが、それだけリスクがあるという事です。
ここで楽と書きましたが、それは単に操作がないから楽というだけであり、長期保有の最も難しいのは、乱高下する株価に惑わされず当初の計画(システム)通りに手仕舞いする事です。先ほど書いた通り長期になると影響を受ける要因が多いです。という事は精神的に影響を受ける要因が多いという事と全く同じことで、これに耐えるのは非常に大変です。その意味では精神的負担は長期保有の方が厳しいと言えると思います。
以前にも書かせてもらいましたが、株取引の世界も決して楽ではありません。勝っている人、資産運用できている人はみんな時間をかけて勉強し、努力を積み重ねてきているのです。1日30分程度の時間を惜しんで楽に資産を増やそうというのが、そもそも間違いです。
このブログでは何度も強力にプッシュしているイザナミのシステムトレードをまたしてもお勧めします。別にイザナミ開発者の回し者ではないのですけれど(笑)。
詳しい進め方は過去の記事「シストレに必要な準備資金」を読んでいただければわかると思うので省略しますが、一度システムを構築すれば、日常取引は30分もあればできます。勤務時間中は一切何もしないというシステムでも勝ち得ます。
そして、シストレの成績を公開しているブログを回ってみてください(例↓)。
TOの株システムトレード情報局
相場師パブロフのトレード日記
アイアン鉄のシステムトレード記録
ちょうど皆さんが2013年の運用成績のまとめを公開されています。昨年はアベノミクスで大幅利益増となっている人ばかりです。2012年はマイナスという人もいると思いますが、大事なことは資産をすべて失い破産して退場するという事を回避する事です。そうすれば昨年のようなチャンスが来た時に儲かり、結果として資産は増えていくのです。
その為にはリスクをしっかり制御しなければなりません。逆に言えば株で資産倍増とか、そのような甘い夢は捨てましょう。私は年平均20%の運用率を目指していますが、これでも非常に高い目標だと思っています。それでもシストレをこれからも勉強し、運用精度を高めていけばきっと実現できると思っています。このサイトを読んで下さった皆さんと一緒に今年も発展していければ嬉しいと思います。一緒に資産運用していきましょう!
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。