2015年のトータル収支:+1,535,600円(税後)
この数値は証券会社の口座残高からの計算値(本日の残高-昨年末の残高)なので、最もリアルな数字です。運用利回りは途中で100万円を追加しているので、それを1月の最初に実施したとして、19.6%という結果でした。
まずは各システムの成績を一覧表にしてみました。
最も稼いでくれたのはCHAS(順張りデイトレ)で、次いでSDR_X(逆張り)、キュルZU(順張り)、ボラタン系(逆張り)と続き、この4システムが私の主力と言う事になります。
反対にキャンドルRは大きなマイナスで、トラウ改もマイナスです。キュルLBFとING-Bもマイナスですが、これらはまだデビューしてから日が浅いので誤差範囲の範疇と言えると思います。
キャンドルRは3月に轟沈して運用を停止し、11月に大幅カスタマイズして戻しましたが、まだ結果は出ていません。ただこのシステムを早く諦めた事が今年の勝因の1つと言って良いと思います。
そしてそれを後押ししたのが他のシステムたちです。この時はまだデビューしたばかりで信頼性は低かったですが、SDR_XやOHBO、改造したボトレなどが既に稼働していたので、昨年の主力であったキャンドルRをあっさり切る事が出来たのだと思います。
多くのシステムを持っておく事は、このような時に有効だと思います。資金量の問題ですべてを稼働させる事が出来ないという方も複数のシステムを備えておき、1軍2軍に分けておけば1軍のシステムに変調があった場合に対応しやすいと思います。
勝率は全体では60%ですが、逆張りだけで計算すると、68.7%になっています。逆張り全体で70%の勝率を出せるようなシステム群にするのが今後の課題かと思います。
これには意味があり、順張りで稼いでくれるキュルZUは大きな波があるシステムでドローダウンも大変に深く長いシステムという事があります。長期的に見れば稼いでくれると思えるシステムですが、短期ではどうしてもドローダウン時にストレスがかかります。キャンドルRもそのような性質を帯びています。
これらを緩和するために、利益率は決して高くないけれど、高勝率に安定して稼いでくれるシステム群を持っておこうと思い、昨年末からそれらのシステム作りに力を入れてきたので、今年は資金挙動が安定し、トレードによるストレスは全くといってよいぐらい感じることなくトレードを続ける事が出来ました。
そしてこれは来年に少し1トレード当たりの金額を上げてみたいと言う思惑にも合致しています。
続いて各システムの累計損益の推移をグラフにしてみました。イザナミでも見られそうなグラフですね。
やはりキュルZU(赤)の挙動がやんちゃな感じである事が良く分かります(笑)
そして主力と先ほど書いた逆張りのSDR_X(紫)とボラタン系(黄緑)は、そのほとんどの収益を8月に一気に上げている事がわかります。
8月のチャイナショックを上手くとらえて収益を上げてくれた訳ですが、それ以外ではあまり働いていない事になります。
その点、CHASとボトレは地道に収益を乗せてくれています。トラウ改(黒)にもこの役割を期待したいのですが、こちらは秋以降に復調の兆しがあるので、来年ももう少し様子を見る予定です。
さて昨年の収益は+67万円で、今年は+150万円であり、着実に伸ばせているので、今年の結果には満足しています。なにより今年4月から月間成績で9ヶ月連続プラスというのは想定以上の出来で、昨年までは偶然の結果(つまりはサルのトレードと同じ)という可能性もありましたが、現在までのトレードはちゃんとシステムトレードになっていると自負できるレベルになったと思っています。
これを踏まえて来年はさらに飛躍できるように、目標と計画を立てていきたいと思います。
このブログを始めた2013年12月の時は、その後2014年5月まで6ヶ月連続で月間マイナスという悲惨な哀愁漂うブログでしたが、今年は俗に言う飯ウマブログにはならなかったと思います。
システムトレードに限らず、他のトレード記録のあるブログをたくさん拝見していますが、なかには儲かっているのに、それを感じさせないように気をつけておられるブログも見られます。
特に金額が大きい方は誹謗中傷のような書き込みをされる事もあるようなので、そのような配慮をした書き方が悪いと言う事では決してないのですが、私はそこまで演出させる気はなく、儲かっているなら相場の神様に感謝を捧げつつ堂々と書いていきますし、儲かっていないならその原因を解析して修正する様子を書いていこうと思います。
それらを通じてこのブログを読んでいただけた方に少しでも自身のトレードのためになる事を書いていく事が、自分自身のためにもなるという思いで書いています。
今年1年このブログをお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m 来年も引き続きご覧いただけると嬉しいです。良いお年をお迎えください。
いつもご覧いただきありがとうございます。
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