今回の吉本ドタバタからの学び


本日の手仕舞いはありませんでした。

本日の仕掛けと保有状況

SDR_X:-2.8万円(1銘柄)

本日の日経平均はマザーズ指数とともに小幅下落となりました。選挙も平凡に終わりいよいよ秋に向けて神経質な動きとなるような気がしています。

今日はSDR_Xが1銘柄ヒットしましたが、展開が冴えずかなりの含み損です。これは明日損切りとなりそうです・・・。

さて世間は宮迫さんと亮さんの会見とその後の吉本の対応が話題になっています。

以前にこのブログでも書きましたが、私としてはそもそもそんなに大騒ぎするような問題ではなく日本は平和なんだと改めて思っちゃう訳ですが、ここまで大きなニュースになっているので、それなりにチェックしてみました。

なんといっても1度の会見で死ねといわんばかりのバッシングを受けていた宮迫さんが完全ではないにしろ、「応援します」というコメントをもらうぐらいに大きく風向きを変える事態になりました。

これは吉本サイドからすれば予想外だったと思います。ですが彼らは宮迫さんの能力を見誤っていたと言わざるをえないと思います。

というのも彼は日本でも屈指のエンターテイナーであり、若い時から数知れない程多くのステージに立ち爆笑を取る能力があり、さらにその才能はお笑いを超えてMCやドラマでも活躍する境地に達しています。

あの会見に演技や策謀があるとは思っていませんが、それでも彼らは一般市民の感情を動かす事にかけては日本でも屈指の実力を持っていることは明らかです。

その迫真の会見が一夜にして彼を窮地から救ったと私はみています。まさに「芸は身を助ける」です。

そして(国民感情を動かす)芸の能力や器では日本一といっても良い松本人志さんが、今回の騒動ですさまじく男を上げている事もその証左と言って良いのではないでしょうか。

しかし怖いのはいとも簡単に大きく動かされている一般市民の感情の方です。

週刊誌などは完全に掌返しをし、宮迫さんの「真摯で誠実な会見」を讃える内容と「吉本のパワハラ」について糾弾する内容一色です。

ネットのコメントなども同じような書き込みであふれており、いったいそれまでの宮迫叩きはどこにいったのかという感じです。

もし政治家のなかに今回のような感情を動かす能力がずば抜けた人が現れると、そうまさにヒットラーがその典型となりえる訳で、個人的には空恐ろしくなりました。

私のスタンスは一貫して変わらず、宮迫さんはコンプライアンス的に問題のある行動をしたので、そのことを反省し襟を正し税務的に問題があるなら対応を完了させて、またテレビで元気に芸能活動をすればそれで良いという程度の小さな問題です。

さて最後にちょっと株トレードブログらしく、トレードと今回の宮迫評価を考えてみたいと思います(冗談っぽく書かせてもらいます)。

もし宮迫さんに株価が付いているとしたら会見直前までは暴落の一途を辿っている状態でした。

ところが会見後に大幅反発しストップ高貼り付き状態になっていると言う感じです。

では果たして会見前に宮迫株を購入することが出来たか?と自問すると私には無理だったなと思います。

皆さんはいかがでしょうか?私は今回の会見もそれなりに言い訳めいた内容で終始し「やっぱ引退ね、そりゃ当然でしょうな、ハイさようなら~~」という結果を想定していました。

まさか起死回生、一気に同情を勝ち得ると思えたでしょうか?(会見の前にですよ)

会見前に宮迫株を購入することなど怖くて仕方がないと思います。

しかし往々にしてそのような時に大きな利益が取れる事があるのが株の世界です。

例えばこの秋、ブリグジットがややこしくなりポンドが急落してイギリスが大混乱になったとして、その混乱の極みとなるような事件があったときに恐怖に打ち勝ちポンドを買える人だけが勝利できるのかもしれませんね。

なんて不謹慎な事を考えながらこのドタバタ劇を見ています。

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