官製相場の終焉


本日の手仕舞い状況

ボトレ:+0.6万円(1銘柄)

ボラタンS:+15.1万円(8銘柄)

本日の持ち越し銘柄はありません。

本日の日経平均も下落となりました。しかしマザーズ指数は後場の途中までしっかりとした反発を見せており、そこまでは良かったという人も多いと思います。

私のシステムでも持ち越したボラタンSのうち4銘柄が利益確定ラインに到達して利益を計上してくれました。

しかし良かったのはここまでで、日銀会合からETFの買い増し決定を受けて大きな上昇を見せたのですが、その後すぐに元に位置に戻り、それだけでは済まさずさらに下げて終わりました。

そして現在世界株価が総じて暴落している中、日経先物もダダ下がっています。

私はこの動きのなか、最初の暴騰から元の位置に戻ってきた段階でこれは終わったと思い、すべての銘柄を手仕舞いしました。

アメリカも大幅な金利引き下げなどを敢行しているのにサーキットブレーカーが発動するまで下落しているわけですから、もはや政策で株価を上げることは出来なくなったとみて良いでしょう。

アベノミクスは官製相場だと言われることがありました。

黒田バズーカと呼ばれる大胆な金利政策などで株価は大きく上昇してきました。

しかしそれは経済の実態までをも引き上げたのか。その答えが今出ようとしているように思えてなりません。

株価が上がり企業は儲かり内部留保が増えたはずですが、それを経済に回して初めて株価を政策で上げた価値があると思います。

しかし少なくとも日本では企業が潤うだけだったという事なのでしょう。

現在(22時)、欧州は10%以上下落している国が多く、アメリカはサーキットブレーカー発動中なので、どこまで下がるか分からない状況です。

このまま終えると日本も明日は大幅続落となりそうです。

今回の一連の暴落は反発がまったくないとも言われますが、実際には私は3回反発を体感しています。

1回目は仕掛けていなかったので、何も利益を得ることが出来ませんでしたが、後の2回はボラタンSでしっかりと利益を頂くことが出来ました。

ボラタンSのシグナル(HiとLow)からHiの時だけ仕掛けているだけですが、システムのシグナル情報はかなり有効ですね。

それでもなぜボラタンSを選んでいるのか、今日はボトレも仕掛けましたが、その意味など、システムの性質をシッカリ理解していないと出来ないと思います。

どちらももう4年以上の運用をしてきているのですが、どちらにせよシステムトレードを継続しておいて本当に良かったと思います。

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