本日の手仕舞い状況
ボラタンS:-3.5万円
CHAS:+4.3万円
RSS-S:-2.4万円
本日の含み損益状況
ボラタンS:-1.2万円
本日の日経平均は2万円を割り込むお約束の下落となっています。但しそろそろいずれかにブレイクしてもおかしくない状況です。ファンダメンタル的には安倍政権の支持率低下が懸念される状況です。
本日の手仕舞いはCHASが利益を乗せてくれて,損失を軽減してくれています。CHASはここ3ヶ月で-15万円級のSJCが3回も発生したのですが、それ以外ではコツコツと利益を積み重ねて本日の利益でDD回復となっています。
このシステムはイナゴトレードを行うため、寿命は短いと思っていましたが、結局3年以上も一線級で活躍を続けてくれています。イナゴは簡単にはなくならないという事でしょうか。
さて、システムの構築について毎度おなじみのhamhamsevenさんの記事で面白い気づきがありました。
1.システムを買って(調達して)きて
2.それを自分なりにカスタマイズして
3.納得できる数値(期待値、勝率、DDなど)にもっていき
運用を開始すると、完全な形でスタートできると(本心は違うのですが)書かれています。
ここはhamさん独特の書き回しで警鐘を鳴らしておられます。初心者の方はちょっと気がつかないかもしれませんね。
この一見良さげに見えるこのステップでとても重要な点が抜けている事に気がつかなければなりません。
それは、「そのシステムの明日以降のパフォーマンスは何一つ保証されていない」と言う事です。フォワード運用とそのチェックはとても重要であるという事でもあります。
「それじゃフォワードテストをしないと堅牢なシステムは作れないのか」というとそれも少し違うと考えています。
過去のデータをフォワードテストとほぼ同じように使う事ができる方法があります。
それは、自分で「こういう条件で仕掛け、こういう条件で手仕舞いすればきっと儲かる」(これがこのチャートに仕掛けていればなぁというタラレバの考え)という条件を始めに決め、それに基づき検証をかけてみるという方法です。
いうなれば、自分の考え一発でシステム完成となれば、そのシステムはかなりの確率でフォワード結果も良くなると思います。(hamさんの前段がこれに近いと思いますが、いかがでしょうか)
このように書くとと「それが出来れば苦労しない」と思われるかもしれませんが、私のシステムで現在も活躍している物は、この骨格はほとんど最初の発想のままであるのは間違いありません。
もちろんその倍以上の没のアイデアがあります。こう仕掛ければ儲かると思ったが、検証してみるとそうでもなかったという事はしょっちゅうです。
このアイデアを生み出すために日々のチャートを眺めるのは大事ですし、全く違う事をしているときにはっとひらめく事もあります。そしてそれを検証にかけてみるという感じです。
この時に結果が良くなかったのに、それを無理矢理に数値を変えてみて見かけの数値上は良くなるようにしてみても、それは明日以降の成績も良くなっているかは、正直厳しいと思います。それこそカーブフィッティングの危険性大と言うわけです。
私がよく書いているように、販売システムであれ、それを詳しく理解すること、それこそ開発者の意図、思惑までも読み取れるほどに理解できるように読み込む事が重要で、その上でシステムの欠陥を見つけ出して改善するような気持ちで取り組めば、販売システムから堅牢なシステムを作る事も決して難しい事ではなくなると思っています。
欠陥の見つけ方のヒントとして、販売システムは過去17年の単年の成績はプラスでなければなりません(例外は説明が求められますし、第一あまり売れないでしょう笑)。と言う事はぎりぎりプラスの年があれば、その年の成績は「無理」している可能性が高いです。
参考になる部分があれば、うれしいです。
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システムで最も重要な要素かも
- 含み損がようやく収束してきた
- ちょっとずつ追い上げていますが