いまだにトレードをお休みしています。本当なら本日から復活する予定だったのですが、嫁さんに頼んでおいた銀行振り込みを忘れられていて送金出来ず…。
ネット口座を作っていないマイナー口座はつらいです。
明日からは仕掛けを入れていきます。
この間のトレードにおける機会損益は、明日またご紹介するとして、今日はキー坊さんのブログ記事からモヤモヤ感をどう捉えるかという事について私の考えを書いてみたいと思います。
システムトレードをしていると、絶対にシステムが不調になる時があります。ないという人はそれで良いのでこのページをそっと閉じてもらえばよいですが、まあ普通はあります。
そうなると
「このシステムはもう通用しないんじゃないのか」
「実はカーブフィッティングなのでは」
「今の地合いにフィットしていない、今日のシグナルもフィットしていないのではないか」
などと不安な気持ちになると思います。そして「仕掛けるのが怖い」とか、負けが続くと「腹が立って仕掛けたくない」「ちょっと1週間止めてみるか」という感情が出てくると思います。
このような時、私が考えるのはカーブフィッティングの可能性のみです。
エッジが何であるのか。負けトレードにそのエッジが機能しなかったのはなぜか。
ここだけは確実に確認して、その結果「エッジは存在するはずだ」とそのエッジ、ポジションの優位性を具体的に表現できるのなら、あとの不安な気持ちは関係なく仕掛けます。
そもそもシステムの構築をした時点でエッジを意識して作っているので、逆にそのエッジが効かなくなった具体的な理由がなければ継続する感じです。
そしてこれだけ確認したら、それでも湧いてくる不安感やモヤっとした気持ちは、チャンスととらえます。
株はみんなと同じ行動をしたら負けます。
投機みんなと同じ流行を追いかけると負けます。
てことは怖いという時こそ仕掛けるのが重要と思っています。恐怖とか不安は仕掛けにおいてチャンスである、と考えています。マインドすら逆張りで行くわけですね(笑)。
むしろ仕掛けが自信満々というか、安心できる時の方が警戒するべきぐらいの気持ちです。
暴落時に「怖い。明日も下がるかも」という感情が出たら仕掛けのチャンスな訳です。
しかしここで問題が一つありました。
私はシステムトレードを初めて4年以上がたち、この3年は連続で20%の利回りを確保してきており、まあ中級者ぐらいと言ってもよい域に達したという自負があります。
そうなるとマインドコントロールもある程度は熟達し、仕掛け前に怖いという感覚が実は正しく機能してきているのではないかという恐れです(何だかややこしいですが)。
実際に暴落が来るとうれしくなるようになっていますし(笑)。
しかし暴落時はやはりある一定のところで人間の恐怖による投げ売りがみられるように、人の精神というのは簡単には克服できないものだと最近分かりました。「歴史は繰り返す」です。
これは暴落時にチャンスと思っていても、仕掛ける時に手にすごい汗をかいている事を認識できたからです。言葉で「チャンスや」と言っていても、脇に汗をかいている、しょっちゅう板を確認している自分がいます。
分散投資をしていて、失っても首をくくることはない資金でやっている状態でも恐怖が自然とわくことを抑えられないのです。
最近はそれらを抑えるのではなく、それらの感情には素直になり、それに逆張りをしようと心がけています。
だから私は怖くても仕掛けます。チャンスがきていると思って。
ここで一つ注意したいことがあります。キー坊さんのブログ記事にも書いてありますが、恐怖や不安というのは何もシステムトレードだけが原因で発生しているわけではありません。
人間関係や本業の調子、他の投資状況などの要因によりシステムトレードで感じる不安の程度が変わってくることが考えられます。
私はここには注意をしていて、普段なるべくストレスを溜めないように、人間関係を大事にして、睡眠をしっかりとり、食事の内容に気を付けて体調を整えるように心がけています。
なるべく同じ精神状態を保ち、そのうえでシステムから感じる感情で、不安が出てきたら、「う~不安だな、ってことはチャンスなんだろう」ぐらいのことを考えて仕掛けています。
手に汗をかきながら。
いつもご覧いただきありがとうございます。
このサイトが役立ったと思ったら、押してくださるとうれしいですm(_ _)m
△
シストレで仕掛けが「怖い」「不安」という時の対処
- 利益の源泉が見えないものは要注意
- ようやくトレード再開