昨年の3月にstcatをモデルにした商材の販売をさせて頂きました。
そのstcatがどうなっているのか、ここで振り返りをしたいと思います。
まず全期間(2000年~2020年10月)の成績がこちら
期待値1.85%、勝率81.1%と非常によくみえます。対して販売開始後の成績がこちら
期待値はわずかに0.02%とほとんど意味の無い数値となっています。
この状況の原因を把握するために資金の推移をみます。
言わずもがなで、今年2月~3月のコロナショックともいうべき大暴落の時に大きな損失を計上しています。
その後は何とか復調し、トントンまで戻したというのが現状かと思います。
今年は非常に大きなドローダウンではあるのですが、最大ドローダウンは2006年に記録したものの方が大きいです。
また昨年の発売開始からドローダウンが来るまではほとんどシグナルを出さずに平坦な状況でした。
これも過去の推移を見ると2006年から2007年にかけて、2011年の後半から2012年にかけて同じような状況が見られます。
そう考えるとこのシステムは、少なくとも1年ぐらいはみないとそのパフォーマンスを発揮するかどうか分からないと言わざるを得ません。
ただ資金推移の傾きが徐々に下がっていく(販売システムのフォワード成績ではこのような動きをする物が多いのも事実です)と言うことはないと思っています。
ですので私はこのシステムを引き続き運用し続けます。決して美しい資金曲線を描くことはできないと思います。
それでも私はシステムトレードをしてきてもう6年以上になり、今後何年も継続していくつもりです。その頃にはこのシステムからもきっと利益を頂いていると思っています。
「stcatが作成出来るSand流システム構築術」という教材を販売中です。詳しくはこちら。
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