コロナでも株価が高いわけ


本日の手仕舞いはありませんでした。

本日の保有状況

ボトレ:+1.0万円(3銘柄)

stcat:-3.3万円(4銘柄)

RSS-S:-6.3万円(1銘柄)

本日の日経平均はそれなりのGDから始まりましたが、終わって見ればそれほどの下落とはなりませんでした。

日本株の強さが目立つここ最近です。

今日はちゃんと仕掛けていますが、そこそこの含み益という結果になっています。

ひどいのは保有中の銘柄で、これらは全く反発の雰囲気を見せてくれませんでした。

明日の手仕舞いでちょっとでも被害が軽減されれば良いのですが。。。

さて今日はこれまで何回か書いた、「しばらく大暴落は発生しないだろう」と思う理由を書いてみたいと思います。

これはコロナ騒動後の株高と同じ理由です。

一言で言うとその理由は「金余り」、これに尽きます。

「はぁ、どこに余っている金があるというのか?」と思われた方も居るかもしれません。

特にサラリーマンにとっては理解が難しい状況が発生しています。

コロナ騒動が発生して、日本(世界の多くの国)がやったことをわかりやすく説明すると以下のような感じになります。

1.大量のお金を刷る

2.それをテーブルの上にどかんと置いて主に事業者たちに「はい、欲しい人は200万円まで持って行ってOK。それ以上欲しい人は売上規模に応じてどんどん貸して上げますよ~」

これだけです。

200万円とは給付詐欺が話題になっている持続化給付金の事で、貸し付けはいわゆる「コロナ融資」と呼ばれるものです。

えぐいのはコロナ融資の方で、前年売上の15%減少があれば市町村がセーフティネット保証(4号or5号)を発行します。

これをもって銀行に行くと融資が受けられます。とっても簡単。

5%の売上減でも政策公庫が融資をしてくれます。いずれもン千万単位も可能です。

「でも借金でしょ?返さなきゃいけないじゃん」と思った方は事業者というものを知らなさすぎます。

本来事業者が困っているのは銀行がなかなか融資をしてくれない事なのです。銀行としても返済して貰えなければ不良債権となってしまいますから、そこは厳しい審査があります。

ところが今回は、セーフティネット保証があることにより国がバックについてくれるので、返済されなくても国が面倒を見てくれます。

貸す側の銀行からしたらこんな美味しい話はありません。返してくれれば金利付きで返済があり、返してくれなければ国が面倒を見てくれます。貸し倒れのない借金は最高です。

よってコロナの影響がほとんど無いような会社であっても銀行の方から話を持ちかけ融資をしてくれます。いわゆる「晴れた日に傘を貸す」というやつです。

勿論本来融資された資金は本業以外で使ってはならないのですが、1回転仕入れで回転させてやると銀行としても直接融資したお金ではなくなるので、後は何に使おうが基本的にノータッチ(税務はまた別の話)です。

そうして資金に余裕が生まれた事業者たちが株を買い、金を買い、不動産を買っています。だから何れも高止まりしています。

そして融資したお金のうち、幾らかは返済されない事でしょう。

先ほどから国が面倒を見ると書いていますが、源泉は言うまでも無く税金です。たぶんコロナ復興税が「全員に」課されるでしょう。

特に天引きで強制的に引かれていくサラリーマンはかなりの割を食うことになります。でもこれが現実です。

この制度融資は来年3月まで続くことが決まっているので、その後は・・・。これは覚えておいて損はない話と思います。

 

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