本日の手仕舞い状況
ボトレ:+0.4万円(1銘柄)
stcat:-4.8万円(2銘柄)
本日の保有状況
stcat:-3.1万円(1銘柄)
本日の日経平均は300円超えの大きな上昇となっています。
マザーズ指数は下落しており、こちらは大統領選挙前のポジション整理と思われます。
日経平均の方も同じような動きになると思っていましたが、こちらは先週末の下落からのショート勢の買い戻しと言われています。
まあ、後解釈は何とでも言えるので切りが無いですが、今回はトランプ勝利と思っている人も前回よりかなり多いと思われるので、素直な動きを期待するのは難しそうですね。
私はちょっと村上ファンドによる阪神電鉄の仕手戦の動きを思い起こさせていて、少なくとも日経先物をここでショートするという感じではなくなりました。
さて今日は大阪都構想の住民投票の否決について書こうと思います。ご存じの通り2回に渡って行われた住民投票はいずれも否決されるという結果に終わりました。
私からすれば、積極的に行動し、間違うこともあるでしょうけど、基本的には正しい事をしようと思ってやっているようにみえる府知事などに頑張ってもらいたかったですね。
変化を嫌う高齢者が主に反対に投票したなどと報じられていますが、私は少し違う見方をしています。
というのは、ほとんどの人は「メリットのある話に対しては行動しないが、デメリットのある話については全力行動を起こす」という習性があるからだと思っています。
これはホメオスタシスという現象などで説明が出来ます。
人は現状がもっとも快適と感じる性質があるようで、それが良くなりそうでも悪くなりそうでもそれらを打ち消そうとするようです。
サラリーマンが転職をしてもっと高い給料が欲しいなどと思ってはいても、そのための行動をしないばかりか、向こうから素晴らしい条件の転職オファーが来ても何らかの言い訳をしてそれを回避します。
一方でリストラされそうになるとそれを全力回避するためにあらゆる手段で行動します。
営業トークでも「これを買えばこんな良い事がありますよ」といっても売れず、「これを買わないと損しますよ」というと売れやすくなります。
健康サプリを例にすると「これを飲めば膝がすごく良くなりますよ」というのではなく「これを飲まないとこれから膝ががくがくになって歩けなくなりますよ」という感じです。
これを大阪都構想になぞらえると「二重行政が解消されて暮らしが良くなりますよ」といっても投票行動には結びつかない訳です。
「このまま二重行政だと(詳しくないので具体的には分かりませんが)生活が悪くなっていきますよ」というべきだったのです。
話は変わりますが、副業で上手くいかない人もこの行動心理が根底にあります。
副業収入が無くても現在の生活は出来るので、全力で行動しません。
それが実際にリストラされたり給料カットされたりして今の生活が維持出来なくなりそうになると、見違えるように行動出来るようになります。
だから副業で収入を増やしてより良い生活を手に入れたいと本気で考えるなら、そのステージの生活を疑似体験してみたり、それらを実現している人と行動を共にする(すごく居心地悪く感じます)という事が必要です。
簡単な例では飛行機でビジネスクラスに乗ってみるという事があります。チケットが10万円高くてもそれで後の人生に影響を受けるかと言えば、別に影響はありません。
しかし初めてビジネスクラスに座ると、明らかに快適な体験が出来るわけです。そして「これからもビジネスに乗って旅行したい」と思えば、それが自分の標準となるので、そのステージに必要な行動をとれるようになるという訳ですね。
自分を敢えて追い詰めて結果を出す人も居ますし、上記のようにまず良い体験をしてみてそれを常態化させるために頑張るという方法もあると思います。
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