こんばんは。ビットスターです。
ほぼ間違いなく詐欺であるHYIP案件を活用して利益を上げるためには、
どのようなマインドで取り組めば良いのでしょうか。私なりの考えを
書いてみようと思います。
投資ではない、投機である
HYIP案件は投資とはいえません。投機と言って良いと思います。投資と
投機の定義の違いをここで細かく論じても仕方ないので、ざっくりと
書きますが、長期に安定した配当や利益を得られるものではないという認識を
持っていればそれで良いと思います。
さらには投機ですらなく、マネーゲームであるぐらいの認識をもっておいて
ちょうど良いのではないでしょうか。
案件が飛んだとしても
HYIP案件が破綻してしまった、元本が戻ってこない、出金ができない、といった
状況になったとしても、それはそういうものだ、単に一つのゲームが終わった
と言うぐらいのマインドがなければ精神的に持たないと思います。
2ヶ月、3ヶ月で破綻したら、「まあまあの案件だったな~」
2日で破綻したら「俺の見る目がなかったな~」
3ヶ月以上もったら「これはすごい。何が良かったのかな」
と思うぐらいのマインドでしょうか。
さらには破綻する理由を探しても意味がないように思いますが、破綻の兆候が
なかったのかを調べる事は意味があるかもしれません。
現実的な運用例として
以下のような感じで運用する事を私はイメージしています(あくまで例です)。
1.100万円投入、回収130万円のところで破綻 収支:+30万円
2.100万円投入、回収50万円のところで破綻 収支:-50万円
3.100万円投入、回収60万円のところで危険を察知し元本を引き上げ 収支:+60万円
このケースだとトータルで+40万円という事になり、投下資本が300万円なので、
+13.3%の利回りと言う事になります。
これが2ヶ月でできれば、月利6.7%と言う事になり、一般的な投資としては
非常に優秀な数字になります。
日利1%とか日利2%という事で浮かれている場合ではありません。
現実的な数字として月利5%以上ならかなりの高利回りです。
私はこれぐらいを目指すスタンスで取り組んでいこうと思います。
まとめ
HYIP案件は、投資ではなく、投機、さらには高度な心理ゲームであるというぐらいに
とらえておき、いつ飛ぶか、そのタイミングを読み、いかに利益を抜き、撤退を決断
出来るか、というマインドが重要だと思います。
間違えても、放置しておき、寝ながらにして楽に利益を積み上げていけるものとは
思わない事です。
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こんばんは。ビットスターです。
前回の記事で、HYIPは詐欺ですと書いたわけですが、もし私がHYIPを仕掛けると
したらどのようにやるか、これをお読みいただいている方も考えてみてほしいと
思います。
HYIPの目的
まずHYIPをする目的なのですが、これは「資金集め」以外には考えられません。
言うまでもなく、「投資してくれた人に利益を還元するため」にHYIP案件を
仕掛ける人などいませんよね。
設定利回り
利回りは1%/日とか2%/日とかにするでしょう。
ビットコイン投資では周りのが高利回りな案件ばかりなので、そうしないと資金が
集まりません。
実際に1%/日の運用ができる実力がある人が、わざわざこのようなところから資金を
調達しますかね?私はしません。
たとえ10万円でも1%/日で複利運用すれば、1年で370万円を超えます。
2年運用すれば1億円を超えます。
またこれほどの利回りに自信があれば、年10%でノンバンクから100万円ぐらい
なら誰でも調達可能でしょう。
回りくどく書きましたが、1%/日以上の運用が実際にできているHYIP案件は
ないと思います。せいぜいがP2Pで投資家同士が勝手にやってくれというところ
でしょう。
そうなると実態は?
先に投資した人の配当は、後から投資した人の資金を充当するいわゆる「ポンジスキーム」
にならざるを得ないと思います。
このポンジスキームは、新たな投資家が出てこない成立しません。配当が払えなくなる
からです。そしてその新規投資額は、どんどん増加させる必要があります。雪だるま式に
増えてくる配当を払うためです。
破綻するタイミング
もうおわかりだと思います。配当が支払えなくなったら「飛ぶ」事になります。
よく投資サイトに「何の前触れもなくいきなり出金ができなくなった」と書いて
ありますが、HYIP運営者からすれば当たり前じゃないですか。
どこに「そろそろ破綻します~」なんて書く馬鹿がいるでしょうか。そんな事を
書いたら、新規で投資する人は皆無となり、「最後のかきいれ入金」がなくなります(笑)。
破綻の前兆
破綻の直前というと勢いがなくなり「そろそろ危ないのではないか?」なんて
噂が出てしまうと、前述したとおり「最後のかきいれ」ができません。
逆だと私は思います。「すごくお得なキャンペーン」を打ち出してきたら
非常に危険なシグナルと認識するべきです。
また大々的なカンファレンス、集会、セミナーなどのイベントも危険とみるべき
と思います。このようなイベントをすると加入者が一時的に大きく増加する
可能性があるわけで、そうなると配当の額も増加し、ますます多くの新規加入が
必要とされますが、すでにイベントをしているので、難しいと思います。
HYIP運営者が絶対に意識する事
いずれは飛ぶのですから、彼らは絶対に損をしないポイントで飛ぶはずです。
そしてそれは、(新規加入による資金の流入)<(しなければいけない配当額)と
なったときだと思います。
間違っても少し手出しで我慢してみようとはしないと思います。
出金を停止する事なんて簡単にできるはずです。
後は適当に「メンテナンスを実施している」とでも言い訳しておき、そのままドロン
です。
それではHYIP投資なんてしてはいけない事なのでしょうか。私はそうは思いません。
しっかりとした知識とマインド(姿勢)で望めば、FXや株などよりも簡単に運用が
できるのではないかと考えています。
次回以降、その考え方について書いてみたいと思います。
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こんばんは。ビットスターです。
昨日も書いたんですけど、日本人はHYIPにこれまでなじみがありませんでした。
と言うよりそもそも投資そのものに対してしっかりとした教育を受ける機会が
ないため、投資全般に疎いように思います。
偉そうに書いている私もHYIPを完全に見誤り大きな損失を計上してしまいました。
私が始めて手を出したHYIPはアジアビッツだったのですが、最初にもらえる
配当を翌日に投資に回してしまっていました。複利での運用を目指したのです。
はい、本当にお馬鹿ですね。
背景には同じようなHYIPであるビットリージョンが1年近く持ちこたえたという
事があります。しかしその2番煎じであるアジアビッツが同じようにもつと考えて
いた私は脳みそお花畑状態だったと今思えば、情けない限りです。
さらに私は手を出していませんが、X-binary、Xabo、Right Riseなどの
「優良」もしくは「安全」といわれていたHYIP案件が次々に飛んでしまいました。
このサイトにお越しになった方の中にも損失を計上してしまった人がいるかも
しれません。
これらHYIPは95%が詐欺です。詐欺といってもその定義が曖昧ですが、
具体的には運用実態がないいわゆるポンジ・スキームと言うことです。
そして残りの5%はビットリージョンやアジアビッツのようなP2Pタイプ
です。P2Pって何のことはない、ネズミ講ですよと堂々と言っているような
ものです。
「そんなことはない。ちゃんと運用してるところもきっとあるはずだ」と
言われるかもしれません。実際あるのかもしれませんが、100%詐欺である、
そう思っておきましょう。その方があなたの資金が安全だからです。
そう思わないとあなたの資金は極めて危険です。
まずこのマインドを持つことがビットコインのHYIP投資に必要ではないで
しょうか。
次回は冷静にHYIP案件を運営している側の心理を読み解いてみたいと思います。
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